「今年は記録的な猛暑だ!」と言われても、猛暑は毎年のことで、US KNOW高槻Firmでは、10月に入ってもオクラにナスにピーマンが収穫でき、なぜかサトウキビが風に揺れていたりします。
写真①のサトウキビの手前の畝には、8月に人参の種をまいたものの、イマイチ、発芽しない・・・と思っていたら、播いていない大根やら高菜と思しき野菜が育っていたり、九条ネギとイチゴを混植した畝に播いてない人参が育っていたりします(写真②)。
写真①:中央奥がサトウキビ。手前左が人参。
写真②
こういう光景を目の当たりにすると、育てる側が思ったようには育たないけれど、育つ側が育ちたいように育つ、それが生き物ってもんだ・・・と納得させられます。
US KNOW Firm &Clubは「食べる自立」のトータルサポートサービスですが、「食べること」をDIYすることで「生き物」と関わり、「生き物」のありのままの姿を知り、複雑化し混迷を深める世界を生き抜くヒントに出会えそうな気がします。
そうはいっても、猛暑の中でしおれる野菜と向き合ったところで、生き抜くヒントに出会うのは難しいので、夏場は畑部部活は開店休業状態。
10月半ばになってやっと、畑部体験入部(α版)を開催できました。関西に本社を置くメーカーで新規事業関係のお仕事をされている方々3名がUS KNOW高槻を訪問され、クラブハウスとFirmを見学。US KNOW畑部で編み出した「4作業4ツール」で「農作物を育てる体験・知識・スキル」に触れていただきました。
「4作業4ツール」体験者さまの「作品」
2023年10月開催の畑部体験入部では、ナス、オクラ、空心菜などの収穫体験もできたのですが、3名の参加者はいずれも収穫より、最初の作業である「畝立て」、畝立ての次の作業である「定植」体験をご希望されました。さすがは新事業開発関係者です🤗。
US KNOW Firm&Clubでは、知らなかった、やったことなかった、できなかったをやってみる「未知に出逢う」、食べるを自作するスキルや知識、仲間を得る「新たなスキル・知識・経験・繋がりの獲得」、農作業をすることで身体とアタマを鍛えて活性化させる「体力・健康増進」を提供価値としているのですが、体験入部された方々はまさにこうした価値を感じてくださったようでした。
上の写真は、「鍬を握ったことがなかった」体験入部の方が立ててくださった畝と、その畝に定植していただいたキャベツの苗です。丁寧に、真っすぐ、ピシッと立った畝からは畝を立てた方が丁寧に仕事をされる方であることがうかがわれます。
US KNOW高槻Firmでは今後、少しずつ、畑部入部体験の機会を増やしていきます!