春の日差しを浴びて萌え出でるようにイチゴを覆いつくした雑草を刈ったのは、畑作を本格化した2023年3月。その後、5月にイチゴを摘みながら雑草を刈りましたが、夏に向かう日差しと梅雨の雨をたっぷり浴びた畑では、農作物と雑草とが競い合って育ちまくっています。
5月に刈り取った雑草が2か月足らずでどのくらい伸びたかというと左下の写真に示す通り。
イチゴとネギは雑草に埋もれて姿が見えません!
こちらが雑草を刈り取った後
幅50~60cm、長さ7~8mほどの雑草まみれの畝を鎌で草刈りすること1時間半。汗だらだらになるんですが、なんかこう、方付いた快感、「やったぜ!」感がすごい。
ちなみに、写真の右下はニンジン、右上はサツマイモです。
最近では、雑草が生えないように黒いビニール(マルチング材といいます)で覆ったり、除草剤を使ったりする方も多いのですが、雑草を生やして刈ってマルチング材とする方が現金の支出は少なくて、畑の(有機物=肥料の素)収入は多くなるんですよね。
こういうことをしていると、急がば回れというか、短期的には楽で素早く効果が得られることが、長期的に見ると、あるいは視野を広げてみると実は収益性悪いことって、そこここにあるな、と実感したりします。