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基本精神

 

「環境適応」を探求する

 人類は地球上に生きる生物群集のひとつであり、個々人は人類という生物群集を構成する一個体です。一個体としての人は、数十年程度で命尽きて地球上から消えゆく一方、人類は他の生物群種と同様に有限かつ変動する環境に適応することで種として存続してきました。

  これまで、とりわけ過去数百年の間、人類社会は地球環境を利用する知を創造することにより環境を改変し大いなる繁栄を遂げるに至りました。しかし近年、過去数百年にわたり人類を繁栄へ導いた人類の思考行動パターンが地球環境を損ない、人類を含めた生物群集の生存を脅かすまでになっていることへの危惧が高まっています。特に、科学技術の発展の恩恵を受けて経済社会が発展した日本を含む先進諸国では、科学技術の進歩、物質的豊かさ、経済発展を追及する近現代的価値観に基づく社会の限界が顕在化し、従来型の価値観や制度に代わる新たな価値観、社会、制度が求められています。

 「転石」は、人類は他の生物群集と同じ「環境に適応することで種を存続させる生物群集である」との認識の下、人類という生物種が存続していくために、また、個人が人類社会の中で生きていくために、「環境適応」という概念が持つ今日的意義の探求、どのような環境にどのように適応するかという戦略論の研究、具体化などに取り組み、「環境適応」について様々な角度から探求することを使命とします。

 一人の人間は一生物個体であると同時に組織や人類社会を構成する構成員であり、個人の行動は組織や社会の価値観・行動様式・制度を通して束ねられた人類社会の活動となって生態系(地球環境)に影響を与えます。

 そこで「転石」では、個人、組織・社会制度、生態系(環境)の3つの切り口で環境適応について探求します

ホームページについて

 「転石」の活動に際しては、同様の問題意識(ポスト近代社会/持続可能社会の構築、経済成長至上主義の修正を目指す、など)を持つ方々との交流、連携を図るため、同様の問題意識を持つと思われる方々へご面会を依頼することがあります。当ホームページは、そうしたご面会依頼に際して当方の自己紹介を行うことを目的としています。

 「転石」の活動は、生身の人間としての交流をベースとするため、当ホームページにおいては「転石」の事業主体である「私」は実名ではなく、ニックネームを使用しています。

運営者について

 

 

                    ニックネーム  虚々実々

                    1971年大阪府生まれ

 

 

京都大学 文学部哲学科宗教哲学専攻 卒業(学士)

京都大学大学大学院 農学研究科 地域環境科学専攻 森林生態学 修士課程 修了

 

1998年国内水処理エンジニアリング企業に新卒で入社。知的財産部門に配属され、以降、現在まで知的財産業務に携わる。

途中、2003~2008年まで国内特許・法律事務所、2008~2015年まで国内シンクタンク企業勤務。

右上グラフのようなものは、シンクタンク勤務時代の「心の健康診断」とやらの「性格傾向」という項目の結果。値が高いほどその傾向が強いことを示していて、50が働く人の平均だそうです。

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